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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻9号

1987年09月発行

症例

腎盂尿管移行部狭窄に対する内視鏡的治療の1例

著者: 佐々木正人1 新堀大介1 藤沢真2 徳中荘平2 稲田文衛2 八竹直2

所属機関: 1函館共愛会病院泌尿器科 2旭川医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.791 - P.793

文献概要

 右側重複腎盂の下半腎所属の腎盂尿管移行部狭窄症に対して内視尿道切開刀を用いた内視鏡的切開を行つた。同狭窄部の深層切開を行い,この部分がよく拡張されていることをバルーンダイレーション手技により確認した。7Fr,のスプリントカテーテルを術後11週間尿管に留置した。術後の利尿レノグラム,IVPともに腎盂尿管移行部狭窄症の消失,水腎症の改善を示した。術後7ヵ月の現在,再発を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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