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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科41巻9号

1987年09月発行

症例

無症候性褐色細胞腫

著者: 井上善博1 米山威久1 内山俊介1

所属機関: 1国立松本病院泌尿器科

ページ範囲:P.813 - P.815

文献概要

 再発性膀胱炎で治療中の58歳の女性に左副腎原発の褐色細胞腫を認め手術を施行した。高血圧など褐色細胞腫に典型的な症状はなく,尿中カテコールアミンの軽度上昇を認めるのみであつたが,131I-MIBGシンチグラフィでは腫瘍に一致して強度な集積を示した。本例は無症候性褐色細胞腫として本邦で13例目である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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