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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻10号

1988年10月発行

症例

膀胱を温存した小児膀胱横紋筋肉腫

著者: 岡本英一1 谷風三郎1 大島秀夫2 見須英雄3 馬淵理3

所属機関: 1兵庫県立こども病院泌尿器科 2兵庫県立加古川病院泌尿器科 3兵庫県立こども病院血液腫瘍科

ページ範囲:P.913 - P.916

文献概要

 3歳男児,6か月女児,3歳男児の3例の小児膀胱横紋筋肉腫を経験した。最初の2例に対しては膀胱全摘出術および化学療法を施行したが,1例は頭蓋内転移で死亡した。最近の1例では2回にわたり腫瘍切除術を行い,化学療法と放射線療法を併用し,膀胱の温存が可能であった.治療終了後,現在まで3年間再発は見られていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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