icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻12号

1988年12月発行

講座 泌尿器手術に必要な局所解剖・6

Ⅰ.腎臓—E.下大静脈と左腎静脈

著者: 佐藤達夫1 佐藤健次1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部解剖学第2講座

ページ範囲:P.1063 - P.1074

文献概要

 前回まで到達路,筋膜,血管,神経,リンパ管系をとりあげ,腎の局所解剖に関する事柄は一応,概観してきたと思う。今回は番外として両腎にはさまれて縦走する下大静脈とその周辺をとりあげることにしたい。一般に静脈は動脈にくらべて冷遇されるきらいがあるが,下大静脈とその最大の支流である左腎静脈は,局所解剖から見ても形態形成から考えても非常に重要な構造物であり,理解を深めておくのも,あながち無駄とは思われないのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら