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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻12号

1988年12月発行

症例

後腹膜放線菌症

著者: 李瑞仁1 佐藤信夫1 高岸秀俊1 大久保春男2

所属機関: 1社会保険船橋中央病院泌尿器科 2社会保険船橋中央病院病理

ページ範囲:P.1105 - P.1108

文献概要

 45歳,男性。主訴は右側腹部痛,発熱。腹部超音波およびCTスキャンにて右腎実質から後腹膜腔に腫瘍が浸潤している所見あり,右腎腫瘍の診断にて手術施行。腎被膜後面から後腹膜腔に軟骨様に硬い腫瘍が広がっており,腎および腫瘍摘出術を施行した。病理組織学的には多数の腫瘍形成のなかに菌塊を認め放線菌による膿腫と診断した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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