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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻2号

1988年02月発行

症例

尿管内腔にポリープ状に浸潤した後腹膜悪性線維性組織球腫

著者: 塙篤美1 平野繁1 堂北忍1 能登宏光1 森田隆1 佐伯英明2

所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室 2北茨城市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.161 - P.163

文献概要

 51歳,男性。主訴は左下腹部痛。CTなどで左後腹膜腫蕩が疑われた。開腹手術にて,小児頭大の腫瘍が左中部尿管壁内に浸潤し,尿管内腔にポリープ様の隆起を形成していた。病理組織所見にて,悪性線維性組織球腫と診断された。尿管浸潤を認めた後腹膜悪性線維性組織球腫は本邦で6例目である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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