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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻2号

1988年02月発行

文献概要

症例

直腸膀胱瘻を伴った家族性大腸ポリポージス

著者: 影山幸雄1 堀内晋1 山田拓己1 根岸壮治1 加部吉男2 吉田謙一郎3

所属機関: 1春日部市立病院泌尿器科 2春日部市立病院外科 3埼玉医科大学総合医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.165 - P.167

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 患者は22歳男性。家族性大腸ポリポージスの家系の一員である。膀胱炎症状および気尿を主訴として来院。注腸造影などにより直腸癌を伴った家族性大腸ポリポージスおよび直腸膀胱瘻と診断し,大腸全摘術,回腸瘻造設術,膀胱部分切除術を施行した。摘出標本にて膀胱後壁と直腸との間に瘻孔の存在が確認されたが組織学的には炎症性に形成された瘻孔であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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