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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻3号

1988年03月発行

文献概要

特集 Endourologyの手技と問題点

経尿道的腎尿管結石摘出術

著者: 棚橋善克1

所属機関: 1東北大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.207 - P.213

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はじめに
 尿路結石を手術をせずに治療することは,永い間われわれ泌尿器科医にとって大きな課題であった。そのうち,尿管結石の手術によらない治療法としては,バスケットカテーテル法やループカテーテル法が以前から行われていたが,成功率が低いのみならず,合併症も多く5),あまり好ましい方法とは言いがたかった。
 最近,尿路結石の治療法として,いくつかの非侵襲的な方法が立て続けに開発された。そのうちの一つがここに述べる経尿道的腎尿管結石摘出術である。本稿では,一般的に用いられている硬性尿管鏡を用いた手技と合併症を引き起こさないための要点を中心に述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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