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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻3号

1988年03月発行

文献概要

Urological Letter・438

排尿のしぶり症状

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.254 - P.254

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 筆者は数年来,median barあるいは膀胱頸部狭窄のある患者に最も多い症状の一つとして,彼らが他人と一緒では快適に排尿できなくて,膀胱頸部を緩めて膀胱を空にするには,他人との間に仕切りを設けるか,あるいは個人用の便所を探す必要があることに気づいていた。
 この他の症状や診察所見は,昼でも夜でも起こる尿の出始めのしぶり,頻尿,尿流の太さや勢いの不定な減弱,前立腺は小さいか,もし肥大があるとしても軽微であること,残尿量の増加,膀胱が過緊張を伴い容量が減少していることなどである。 上部尿路の拡張は珍しくない。長い経過を経ているためであり,恐らく出生時からのものであるためだろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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