文献詳細
症例
文献概要
長期透析患者に生じた後腹膜腔血腫の2例を報告した。症例は,45歳と51歳の男性で,突然の腹部痛を主訴として受診,貧血が進行するため,手術を施行した。いずれも多嚢胞化萎縮腎からの出血が原因と考えられ,腎摘出術を行った。長期透析患者の腎に後天性に嚢胞を形成することが知られ,多嚢胞化萎縮腎と呼ぼれている。その合併症として,出血と悪性腫瘍が重要であり,定期的な腎形態のスクリーニングが必要であると思われる。
掲載誌情報
症例
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら