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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻4号

1988年04月発行

綜説

腎・尿管用ファイバースコープ

著者: 阿曽佳郎1 高安久雄2

所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科学教室 2山梨医科大学

ページ範囲:P.295 - P.302

文献概要

 1970年代後半より,経皮的腎結石摘出術1〜3)(percutaneous nephrolithotripsy or nephrolitho-tomy,PNL,PCN),硬性腎盂尿管鏡4〜7),体外衝撃波砕石術(extracorporeal shock wave lithotripsy,ESWL)8,9)が急速に普及し,上部尿路結石の手術療法はほとんど行われなくなった10,11)。泌尿器科領域だけではなく医学全体としても画期的な進歩である。しかし,このような画期的な諸器具にもそれぞれ欠点はある。これを補うべく,われわれは腎・尿管用ファイバースコープ(flexible nephro-ureteroscope)の開発を進めてきた12〜16)。以下に腎・尿管用ファイバースコープの現状と有用性について解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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