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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻4号

1988年04月発行

講座 手術・生検材料の取扱い法

Ⅳ.前 立 腺

著者: 坂本穆彦1

所属機関: 1癌研究会癌研究所病理部

ページ範囲:P.313 - P.315

文献概要

はじめに
 前立腺疾患,とりわけ前立腺癌の頻度は年々増加の一途にあり,それに比例して前立腺の病理形態学的検査を必要とする症例も増大しつつある。 本稿では手術・生検材料の検体の摘出ないし採取後の扱い方について述べる。とりわけ生検は癌の有無の判定が主眼であることが多いが,前立腺では吸引生検細胞診も組織診と同等の臨床的意義を付与されているので,その点についてもふれる。摘出材料,細胞診については「泌尿器科・病理前立腺癌取扱い規約」1)が国内的に統一して用いられるべき規準として設定されているので,その記載に準拠する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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