文献詳細
症例
文献概要
患者は62歳の女性で,子宮頸癌に対する放射線治療後膀胱出血を来した。種々の治療に抵抗したため尿路変更後4%ホルマリンを膀胱内に注入したところ急性腎不全を発生したが,血液透析で腎機能は回復した。わが国では本例のごとく,急性腎不全を惹起した症例の報告はないが,ホルマリン注入は重篤な合併症が少なくないので適応を限って慎重に行う必要がある。
掲載誌情報
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