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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻5号

1988年05月発行

原著

褐色細胞腫の131I-metaiodobenzylguanidine (MIBG)シンチグラフィーの診断能

著者: 大石幸彦1 町田豊平1 赤阪雄一郎1 三谷比呂志1 黒田淳1 森豊2 間島寧興2 川上憲司2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科 2東京慈恵会医科大学放射線科

ページ範囲:P.421 - P.425

文献概要

 褐色細胞腫の131I-MIBGシンチグラフィーの局在診断能について,褐色細胞腫6例,高血圧など褐色細胞腫を疑わせる14例計20例で検討した。褐色細胞腫6例中5例は真陽性,1例は偽陰性,その他14例は真陰性で偽陽性例はなく,有病診断率83.3%,無病診断率100%,正診率は95%であった。本法は褐色細胞腫の局在診断法として価値の高い検査法と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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