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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻5号

1988年05月発行

文献概要

原著

Le Duc-Camey法による尿管回腸逆流防止移植術の経験

著者: 山本秀伸1 宍戸清一郎1 大東貴志2 山本正2 萩原正通3 中薗昌明3

所属機関: 1大田原赤十字病院泌尿器科 2国立栃木病院泌尿器科 3栃木がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.431 - P.434

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 Le Duc-Camey法による尿管同腸逆流防止移植術を,回腸導管造設患者2例(3尿管),Kock回腸リザーバー造設患者1例(2尿管)に対して施行した。術後4か月目に,導管造影,リザーバー造影および経静脈性尿路造影(IVP)を行って逆流防止成績と上部尿路の状態を評価したが,全例回腸尿管逆流を認めず,上部尿路も良好に保たれていた。本術式は手術手技も容易で,良好な逆流防止成績が得られるので,回腸利用の各種尿路再建術に広く適用されて然るべきであると考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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