icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻5号

1988年05月発行

原著

前立腺TUR術後の尿道狭窄に対する検討

著者: 森下英夫1 中嶋祐一1 武田正之2 吉水敦2 高橋等2 鳥居哲2 笹川享2 片山靖士2 佐藤昭太郎2

所属機関: 1長岡赤十字病院泌尿器科 2新潟大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.435 - P.437

文献概要

 1986年1月から1987年5月までに計34例の前立腺TURを施行し,5例の術後尿道狭窄を経験した。狭窄例に対しては外尿道口切開術,ブジー,内尿道切開術等で治療し,その後TURを行う症例に対しては,Otis切開刀を積極的に使用し,再現の阻止を心がけた。
 また同時に原因の追究を始めたが,電気的なチェックを行ったところ,電極用コードに1万Ω以上の抵抗がみられた。さらに未使用のループと数回以上使用したループを,電極用コードに接続して計測すると大きな差がみられ,今後さらに検討していく必要性を感じた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら