文献詳細
手術手技
文献概要
尿道下裂の手術は,泌尿・性器の先天異常に対する形成手術の中で比較的多いにもかかわらず,難渋することも多い手術の1つである。このことを反映するかのように,これまでに発表された術式もまた膨大な数にのぼる。
術式も大別すると一期的手術法(one-stage repair)と二期的手術法(two-stage repair)とに分けられる。ここでは,索切除を必要とする症例においてわれわれが標準法としている二期的手術法のうち"皮膚管形成法(tube technique)"について手技の要点を解説する。
二期的手術法のうちDenis-Browne法に代表される"皮弁埋没法(buried strip techni-que)"は現在使用を中止している。
手術の時期については,第一期手術(索切除術)は陰茎の変形を固定化しないために早期に,1歳頃までに行い,第二期手術(尿道形成術)は,個体差はあるものの,ある程度陰茎の成長を待って学齢前に行うようにしている。
術式も大別すると一期的手術法(one-stage repair)と二期的手術法(two-stage repair)とに分けられる。ここでは,索切除を必要とする症例においてわれわれが標準法としている二期的手術法のうち"皮膚管形成法(tube technique)"について手技の要点を解説する。
二期的手術法のうちDenis-Browne法に代表される"皮弁埋没法(buried strip techni-que)"は現在使用を中止している。
手術の時期については,第一期手術(索切除術)は陰茎の変形を固定化しないために早期に,1歳頃までに行い,第二期手術(尿道形成術)は,個体差はあるものの,ある程度陰茎の成長を待って学齢前に行うようにしている。
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