icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科42巻9号

1988年09月発行

症例

腎原発の小細胞癌

著者: 貫井文彦1 岡本重禮1 永田幹男1 藤本恭士1 蛇沢晶2 斉木茂樹2

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科 2聖路加国際病院病理科

ページ範囲:P.799 - P.802

文献概要

 腎原発の小細胞癌の1症例を経験した。患者は37歳,男性で,腹部腫瘤を主訴に来院した。左腎腫瘍の診断のもと,腎塞栓術後に左腎摘術を行った。摘出腎は壊死に陥った腫瘍がそのほとんどを占め,重さは2460gであった。光顕所見は小型の円形または卵円形の核で細胞質の少ない腫瘍細胞の増殖を認め,電顕所見で神経分泌顆粒をみとめた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら