文献詳細
症例
文献概要
47歳,男性。右陰嚢内容の無痛性腫瘤を主訴として来院し,右精索腫瘍の診断にて根治的精巣摘除術を施行した。腫瘍は平滑筋肉腫であった。化学療法や放射線療法を施行することなく経過を観察しているが,術後28ヵ月を経た現在,再発や転移の徴候を認めない。本症例は,精索平滑筋肉腫として本邦14例目の報告と思われる。
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