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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻1号

1989年01月発行

講座 泌尿器手術に必要な局所解剖・7

Ⅱ.骨盤底の筋と神経支配

著者: 佐藤達夫1 佐藤健次1 高橋睦子1

所属機関: 1東京医科歯科人学医学部解剖学第2講座

ページ範囲:P.25 - P.35

文献概要

 泌尿器科の対象構造物は腎,副腎および尿管の上部を除いて,大半は骨盤腔と外陰部に位置を占める。骨盤腔と外陰部は骨盤隔膜と尿生殖隔膜で仕切られているので,膀胱,前立腺,尿道,睾丸などの局所解剖について考える場合,この2つの隔壁,すなわち骨盤出口筋(musculi exitus pelvis)の説明を避けて通ることが出来ない。そこで,これらの臓器に立ち入る前に,2つの隔膜とその神経支配を取扱っておくことにする。なお,筋膜,筋膜間隙等については別に取りあげることにしたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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