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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻1号

1989年01月発行

原著

前立腺癌患者の骨シンチグラム陽性部位のCTによる検討

著者: 加藤晴朗1 平林直樹1 田中正敏1 近藤良明2

所属機関: 1佐久総合病院泌尿器科 2佐久総合病院放射線科

ページ範囲:P.43 - P.46

文献概要

 生検で診断の確定した前立腺癌患者で,骨シンチグラムで脊椎および骨盤骨に陽性部位のある患者,および以前に陽性であった患者の計44例に同部位を中心に骨CTを施行し,24例を骨転移と診断した。CTによる転移像は,巣状で骨硬化像が強く,臨床的に予後のよい型と,びまん性で骨硬化像が弱く,予後の悪い型に分類できた。CTは骨転移の診断とともに,転移巣の病勢を判別するのに有用である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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