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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻1号

1989年01月発行

症例

体外衝撃波砕石術後に腎機能低下をきたした1例

著者: 戸塚一彦1 橋本紳一1 原暢助1 森口英男1 徳江章彦1 大和田信雄2

所属機関: 1自治医科大学泌尿器科 2自治医科大学内分泌代謝科

ページ範囲:P.49 - P.52

文献概要

 22歳,女性。1984年に両側腎結石に対して両側腎孟切石術,1986年に両側腎結石の再発に対して体外衝撃波砕石術を施行したが,直後より低K血症を認めた。入院後,高レニソ高アルドステロン血症,24時間クレアチニン・クリアランスの低下,IVPで両腎の縮小,腎生検で間質のリンパ球浸潤を認めた。衝撃波による腎損傷が原因で,不可逆的に腎血漿流量が低下したためと考えたが,アンギオテンシソエに対する昇圧反応の低下に関しては,その詳細は不明であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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