icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻1号

1989年01月発行

症例

慢性腎不全患者に見られた腎癌の2例

著者: 江原英俊1 小林克寿1 出口隆1 北島和一1 小口健一2 河田幸道2

所属機関: 1社会保険埼玉中央病院腎センター 2岐阜大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.59 - P.62

文献概要

 透析患者に偶然発見された腎癌の2例を報告する。症例1は73歳,男性。慢性腎盂腎炎を原発疾患として,血液透析導入時の超音波検査で偶然に右腎に腫瘤を認め,腎癌の診断にて右腎摘除術を施行した。症例2は53歳,男性。糖尿病性腎症を原疾患として血液透析導入後5ヵ月目に,胆石の精査中,超音波検査で右腎の腫瘤を認め,腎癌の診断にて右腎摘除術を施行した。いずれも細織学的には腎癌であることが確認された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら