文献詳細
症例
文献概要
患者は排尿時陰茎先端部腫脹を主訴に来院した。逆行性尿道造影,排尿時尿道造影および尿道鏡検査において弁状構造は認められず,憩室壁部分切除術および尿道形成術を施行した。術後の組織学的検査でも海綿体は認められなかったので先天性前部尿道憩室と診断した。術後17日目に行った逆行性尿道造影では,尿道の拡張は認めず,排尿状態も改善した。
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