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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻1号

1989年01月発行

画像診断

下血を主訴とした骨盤内腫瘍

著者: 宍戸清一郎1 早川正道1 大澤炯1

所属機関: 1琉球大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.82 - P.84

文献概要

 症例 57歳,男性。
 主訴 血便。
 初診 1988年3月28日。
 既往歴 外傷性脳血管障害後精神障害.
 家族歴 特記すべきものなし.
 現病歴 1988年3月初旬,血便の排出を認め,近医外科を受診した。直腸鏡にて,直腸12時方向の前立腺よりやや口側に,腫瘤性の壁外性圧迫を認めたが,粘膜にびらん炎症所見のあるものの,生検にて悪性所見を得られなかったため,当科外来を紹介された、.直腸診にて同部に,表面平滑で緊満した径5cm大の腫瘤が触知され,その精査を目的として入院となった。
  検査所見 血液一般,血液生化学検査,および血中腫瘍マーカーに異常を認めなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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