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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻10号

1989年10月発行

特集

尿路結石治療におけるESWLの問題点—Sonolith 2000を用いた治療経験およびESWLの問題点

著者: 森本鎮義1 安川修1 大川順正1

所属機関: 1和歌山県立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.861 - P.868

文献概要

はじめに
 体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL)は,1982年Chaussyら1)によって,最初にその臨床応用が報告され,以来世界的に急速な普及がみられている。本手術の適応についても,以前は禁忌あるいは適応外とされていた症例の大半に対しても拡大され,すでに上部尿路結石に対する外科的治療の第一選択となっている。また,最近では第二世代と呼ばれる種々のESWL機種が開発され,その多くがわが国にも導入されているが,各機種には独自の特徴と工夫が施されている。Sonolith 2000(Technomed Co.,France)もその一つであり,超音波画像による結石の位置座標を決定するところに特徴を有したものである。そこで,本機種を用いた著者らの臨床経験から,その治療成績を示すとともに,ESWLに関わる問題点について言及する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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