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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻11号

1989年11月発行

交見室

前立腺癌コンセンサス・ミーテイングに出席して,他

著者: 岡田謙一郎1

所属機関: 1福井医科大学

ページ範囲:P.1012 - P.1014

文献概要

 去る4月12日から15日まで,イングランドのハルでEORTC主催の第2回前立腺癌コンセンサス・ミーティングが開かれた。前回は1987年アムステルダムで開催され,私はデューク大学のホールソン,ベルン大学ルティスハウザー両教授の援助で「骨盤リンパ節転移」を司会した。合意事項は他の領域での結果も含め書籍として収録された。今回も同じテーマを同じスタッフで司会し,延々3時間にわたり参加者と討論を交わした。しかしわずか2年を経たのみであり,前回の合意事項を変えるべき新知見は正直言ってほとんどなかった。ただ今回私は副司会者で比較的気楽だったこともあり,同じ立場でオーディエンスの意見を聞くことができ,自身には印象深い会となった。成果はいずれこれまでと同様書籍として刊行されるであろうが,合意事項を項目別に要約すると次のようになる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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