icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻5号

1989年05月発行

症例

CA 19-9の上昇を示した膀胱平滑筋肉腫の1例

著者: 朝倉博孝1 中島史雄1 増田毅1 戸泉篤2 佐藤敏美3 松山淳3

所属機関: 1国立霞ヶ浦病院泌尿器科 2国立霞ヶ浦病院外科 3慶応義塾大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.423 - P.426

文献概要

 74歳,女性。膀胱腫瘍を疑い,経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行した。病理診断より膀胱平滑筋肉腫と診断した。膀胱全摘回腸導管造設術を施行し,その後補助化学療法を施行した。しかし,術後約10ヵ月で回盲部上行結腸に再発し,同部位の切除術を施行したにもかかわらず,術後3ヵ月で死亡した。平滑筋肉腫の進行とともに血清CA 19-9が増加した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら