icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻7号

1989年07月発行

症例

陰嚢内脂肪肉腫の1例

著者: 新谷壽久1 柳下邦男2 李勇夫1 笠原善郎3 清水淳三3 上田善道4

所属機関: 1新谷外科医院 2柳下形成外科医院(金沢市) 3金沢大学医学部第一外科学教室 4金沢大学医学部第一病理学教室

ページ範囲:P.622 - P.625

文献概要

 69歳,男性。主訴は小児頭大の左無痛性陰嚢内腫瘤。画像診断にて石灰化をともなう充実性腫瘤を認めた。左高位除睾術とリンパ節郭清術を行った。腫瘍は被膜を有し,肉様膜下結合織に存在した。腫瘍の重さは1120gで,病理組織学的には骨化を一部に認める硬化型分化型脂肪肉腫で,リンパ節の転移は認められなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら