文献詳細
小さな工夫
文献概要
医療技術の進歩により,high risk患者にも積極的治療が行われるようになり,泌尿器科医も呼吸不全,循環不全など,集中管理を必要とする患者に遭遇する機会が増加してきている。その際,日常頻繁に使用されるドパミン,ドブタミンの使用γ数(μg/kg/min)の計算に煩雑さを感じておられる方が多いと思われる。
一般によく利用される方法は,体重50kgの患者に上記薬剤3アンプル(1A中100 mg)を生食などに混入して100 mlとし,マイクロドリップ(60滴=1ml)で滴下すれば,1分間の滴下数がγ数に等しいという方法である。これを基本的に使用すればよいのであるが,体重に著しく差がある場合,溶解液量,混入アンプル数が異なる場合,換算しなおすのが面倒で,計算ミスをすることもある。
一般によく利用される方法は,体重50kgの患者に上記薬剤3アンプル(1A中100 mg)を生食などに混入して100 mlとし,マイクロドリップ(60滴=1ml)で滴下すれば,1分間の滴下数がγ数に等しいという方法である。これを基本的に使用すればよいのであるが,体重に著しく差がある場合,溶解液量,混入アンプル数が異なる場合,換算しなおすのが面倒で,計算ミスをすることもある。
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