icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻7号

1989年07月発行

画像診断

偶発性腎癌との鑑別が困難だった膿瘍型黄色肉芽腫性腎盂腎炎

著者: 迎圭一郎1 金子克美1 鈴木徹1 高崎悦司1

所属機関: 1獨協医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.638 - P.640

文献概要

 患者 70歳,女性。
 主訴 下腹部痛。
 初 診 1988年10月18日。
 既往歴 1985年に,胃癌のため胃亜全摘除術を受ける。
 家族歴 特記すべきこと無し。
 現病歴 1988年6月初旬,下腹部痛で近医を受診した。腹部超音波検査,腹部CT検査,DIP検査にて左腎に占拠性病変を指摘され,当科に紹介され精査,治療の目的で入院となった。
 検査所見 血液一般,血液生化学および尿検査では,軽度の貧血と尿沈渣で赤血球1〜2/数視野,白血球3〜4/毎視野,尿細菌培養でE.coliが陽性(105/ml以上)であった以外は正常。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら