icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻8号

1989年08月発行

手術手技 外来小手術

尿道狭窄,外尿道口切開

著者: 松本哲夫1

所属機関: 1東京医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.663 - P.667

文献概要

 尿道狭窄に対する諸種の治療法は,泌尿器科医にとって最も頻度の高い外来処置の一つである。尿道狭窄に対する治療法を大別すると次のごときものがある。すなわち,①ブジー療法および誘導ブジー法(Le Fort氏操作)を含む尿道拡張術(urethral dilatation),②Maisonneuve切開刀やOtis切開刀を用いた尿道切開術および内視鏡的直視下尿道切開術(optical urethrotomy)を含む内尿道切開術(internal urethrotomy),③Pull-through法など皮膚に切開を加えるすべての尿道形成術を含む外尿道口切開術,④外尿道口狭窄に対する外尿道口切開術などである。これら各種の治療法は,狭窄の程度,病態,原因などにより選択されて用いられるが,外来小手術として施行可能なものは前述の①,④および②の一部であると考え,これらの方法について図示する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら