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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻8号

1989年08月発行

文献概要

講座 泌尿器手術に必要な局所解剖・14

膀胱と前立腺

著者: 佐藤達夫1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部解剖学第2講座

ページ範囲:P.669 - P.676

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 膀胱と前立腺,この2臓器は骨盤泌尿器外科の最主要の対象物であろう。したがって別々の大項目として扱われるのが成書の通例である。しかし両者は隣接している上に,脈管・神経の経過と分布に共通性が大きいので,局所解剖としては一括して取りあげるのが能率的で理解しやすい。以下,位置関係,脈管,神経などについて説明を加えていくことにしたい。
 局所解剖で最も重要なのは位置関係と脈管・神経である。位置関係はその臓器の成り立ちを知っておくと理解しやすい。膀胱と前立腺の発生と比較解剖について簡単に触れておこう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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