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原著
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ミオグロビン尿症による急性腎不全を4例経験した。原因は過激な運動,抗精神薬,外傷,抗不整脈剤であった。全例に,ハイパフォーマソス膜を使用した血液透析,血液濾過,吸着濾過を行い,3例は腎機能が回復し,1例は汎血管内凝固症候群で死亡した。血中ミオグロビン値は腎機能を反映する指標として有用であり,早期に血液透析を開始することが治療上重要である。しかし,外傷性は多臓器不全を起こすことが多く,本例でも救命できなかった。
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