icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科43巻9号

1989年09月発行

症例

腎摘出術後に代償性肥大を呈した発育不全腎

著者: 塙篤美1 森田隆1 堂北忍1 近藤俊1 土田正義1 大村博陸2

所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室 2富士宮市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.781 - P.783

文献概要

 44歳.男性。急性膵炎で入院後の精査で,右腎細胞癌と左発育不全腎を発見した。右根治的腎摘出術を施行した。術後,一時血夜透析を必要としたが,左発育不全腎の代償性肥大とともに血液透析から離脱した。私たちが調べ得た限りでは,腎摘出術後に対側の発育不全腎に代償性肥大を認めたという報告はない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら