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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻1号

1990年01月発行

綜説

褐色細胞腫の診療における最近の問題点

著者: 鈴木唯司1

所属機関: 1弘前大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.7 - P.16

文献概要

はじめに
 褐色細胞腫は高血圧症の0.4〜0.5%を占めるといわれるにすぎないが,臨床的にはいろいろの興味ある問題点を含んだ腫瘍である。
 最近では,カテコールアミンの精密な測定と部位診断におけるCT,シンチグラフィーの開発によりその診断は一層確実なものとなり,そのために腫瘍の摘出も種々の工夫が重ねられ安全に行われるようになった。しかし,現在なお解決されなければならない問題がいくつか残されている。そこで,これらの問題を中心に,治験例をも含めて最近の報告を紹介しながら論じてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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