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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻1号

1990年01月発行

原著

コンピュータ解析法によるカルシウム尿石患者の尿中イオン活動度と相対過飽和度の推定

著者: 神部清彦1 高崎悦司1 降矢典雄2

所属機関: 1濁協医科大学泌尿器科学教室 2濁協医科大学臨床共同研究室

ページ範囲:P.39 - P.43

文献概要

 Finlayson(1977)の方法に従ったコンピュータ解析法により,カルシウム尿石患者単発18例,多発8例,対照17例の尿中カルシウムなどのフリーイオン濃度,および蓚酸カルシウムの相対過飽和度の理論的推定を試みた。得られた値(表2)は大体妥当と考えられ,トータルイオン値の入力により容易にフリーイオン値や相対過飽和度が求められるという臨床的有用性は認められたが,今後の更に詳しい検討も必要と思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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