文献詳細
画像診断
腎洞部脂肪腫と考えられた1例
著者: 菅谷公男1 鈴木隆志1 塙篤美1 堂北忍1 宮形滋1 土田正義1
所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.921 - P.923
文献概要
主訴 左水腎症の精査。
既往歴 8歳のとき全身浮腫と発熱があり,腎疾患を指摘された.浮腫はその後4年間再発を繰り返した.29歳のとき虫垂炎で手術,腹膜炎併発.32歳のとき腸閉塞で手術.64歳のとき大腸ポリープで内視鏡手術.
現病歴 大腸ポリープで当院第1内科に入院中,超音波検査で左水腎症を指摘され1988年3月11日当科へ紹介となった.
検査成績 血液一般,血液生化学,尿検査および尿細胞診とも正常で,クレアチニンクリアランスは72ml/分であった.
掲載誌情報