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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻11号

1990年11月発行

文献概要

原著

尿細胞診の診断的意義

著者: 辻野進1 伊藤貴章1 松本哲夫1 塩澤寛明1 相澤卓1 三木誠1 海老原善郎2

所属機関: 1東京医科大学泌尿器科学教室 2東京医科大学病院病理学

ページ範囲:P.991 - P.994

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 最近4年間の膀胱腫瘍患者203例(男153例,女50例),および良性疾患患者358例についての尿細胞診の成績をまとめた.Class Ⅲ以上を陽性とすると敏感度は69.5%,特異度は95.5%であった.また腫瘍の数,異型度,深達度が増すほど陽性率は上がること,初発例の方が再発例より有意に陽性率が高いこと等を確認した.細胞収集等の問題点を解決すれば尿細胞診をマススクリーニングに広く応用できると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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