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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻3号

1990年03月発行

文献概要

原著

腎シンチグラフィーによる腎部分切除術の残存腎機能予測

著者: 日置琢一1 桜井正樹1 奥野利幸1 中野清一1 加藤貴裕1 川村寿一1

所属機関: 1三重大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.221 - P.224

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 対側腎に腎機能障害を有する腎癌症例2例に対しDMSA腎シンチグラフィーを施行し,術前に部分切除術後の残存腎機能を予測した。その結果,術後1カ月での腎摂取率実測値は予測値より低値を示したが,術後4カ月以上における実測値と予測値との差は予測値の10%以内であった。DMSA腎シンチグラフィーは腎部分切除術前の術後残存腎機能評価に有用であると思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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