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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻3号

1990年03月発行

文献概要

原著

陰嚢水腫に対する塩酸ミノサイクリン注入療法

著者: 横尾大輔1 橋本博之1 平塚義治2

所属機関: 1橋本病院泌尿器科 2福岡大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.225 - P.226

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 成人男性の陰嚢水腫10例に対して,穿刺吸引後に再発防止を目的として塩酸ミノサイクリン注入療法を施行した。6カ月以上の経過観察にて70%の消失率が認められた。注入後90%に強度の疼痛が出現した。しかし鎮痛剤の使用にてコントロール可能であり,また全身的,重篤な副作用の出現は認められなかった。本法は,簡便で有用な治療法と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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