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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻4号

1990年04月発行

画像診断

尿崩症による尿路拡張症の1例

著者: 長谷行洋1 栗山学 河田幸道

所属機関: 1岐阜大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.357 - P.359

文献概要

 患者 41歳,男性。
 主訴 左側腹部痛。
 初診 1989年6月12日。
 既往歴 1987年胃潰瘍(胃亜全摘)。
 現病歴 生来多飲多尿であった。1985年6月発熱のため近医を受診,この時腎性尿崩症と診断され薬物療法(サイアザイド系利尿剤)を受けていた。同時に両側水腎症も指摘された。1989年5月中旬より左側腹部痛を自覚,左水腎症の増悪を認めたため当科を紹介され6月12日入院となった。
 現症 腹壁ヘルニアのため腹部膨隆,左腹部に腫瘤を触知
 検査所見 ADH 32.6 Pg/ml,尿量約51/day。そのほか特に異常を認めなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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