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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻7号

1990年07月発行

交見室

よりよい手術をするために:尿路変更術を読んで,他

著者: 加藤哲郎1

所属機関: 1秋田大学

ページ範囲:P.646 - P.649

文献概要

 本誌43巻11号と12号に掲載された標記座談会を,興味深く拝読しました.
 昨今は本邦でもKock pouchが盛んに行われるようになりましたが,長らく回腸導管一辺倒であった私を含めた多くの泌尿器科医が,患者の生活の質にあらためて目を向け直し,新しい術式にとりくんでいる証左だと思います.これには20年に及ぶ Dr.Kockの努力と,本法の普及に努めたDr.Skinnerの存在が大いに与っています.また低圧大容量res-ervoirに関する知識と技術の進歩,それに間歇導尿が認容される時代的背景,もあったと思われます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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