文献詳細
交見室
文献概要
本誌43巻11号と12号に掲載された標記座談会を,興味深く拝読しました.
昨今は本邦でもKock pouchが盛んに行われるようになりましたが,長らく回腸導管一辺倒であった私を含めた多くの泌尿器科医が,患者の生活の質にあらためて目を向け直し,新しい術式にとりくんでいる証左だと思います.これには20年に及ぶ Dr.Kockの努力と,本法の普及に努めたDr.Skinnerの存在が大いに与っています.また低圧大容量res-ervoirに関する知識と技術の進歩,それに間歇導尿が認容される時代的背景,もあったと思われます.
昨今は本邦でもKock pouchが盛んに行われるようになりましたが,長らく回腸導管一辺倒であった私を含めた多くの泌尿器科医が,患者の生活の質にあらためて目を向け直し,新しい術式にとりくんでいる証左だと思います.これには20年に及ぶ Dr.Kockの努力と,本法の普及に努めたDr.Skinnerの存在が大いに与っています.また低圧大容量res-ervoirに関する知識と技術の進歩,それに間歇導尿が認容される時代的背景,もあったと思われます.
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