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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻9号

1990年09月発行

座談会 よりよい手術をするために

リンパ節郭清術・2

著者: 里見佳昭1 上田豊史2 長山忠雄3 秋元成太4

所属機関: 1横須賀共済病院泌尿器科 2九州大学泌尿器科学教室 3千葉県がんセンター泌尿器科 4日本医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.775 - P.785

文献概要

Ⅱ.膀胱癌,前立腺癌
 適応
 長山 適応ですが,少なくとも膀胱癌に関しては,膀胱全摘をした患者さんは全例リンパ節郭清をしております。あと,前立腺癌では前立腺全摘出術をするときと,進行前立腺癌のあるものに対しては前立腺膀胱全摘をしていますので,開腹した患者に関しては,骨盤内リンパ節の郭清をしております。骨盤内リンパ節は取り扱い規約にありますように,外腸骨,内腸骨,閉鎖,総腸骨,および正中仙骨リンパ節を原則として対象としております(図5)。
 病期判定のための手術staging operationは私たちのところではやっておりません。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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