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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科44巻9号

1990年09月発行

原著

圧電式体外衝撃波砕石術300例の臨床成績

著者: 伊達智徳1 村上房夫2

所属機関: 1公立藤田総合病院泌尿器科 2太田総合西ノ内病院泌尿器科

ページ範囲:P.789 - P.793

文献概要

 1987年2月より1990年1月までに,上部尿路結石症300例(250腎,84尿管)に対して,EDAP LT−01を用いて体外衝撃波砕石術を施行した.硬膜外麻酔を要した数例を除いて原則として無麻酔とし,衝撃波発射頻度は毎秒5〜10で,1回の平均治療時間は41分であった.治療後1ヵ月における250腎結石の臨床有効率は97.2%,84尿管結石の臨床有効率は88.3%であった.平均治療回数は腎結石で3.2回,尿管結石で2.5回であった.70例は外来通院にて治療を行ったが,本装置による結石破砕術は,将来外来治療が主流になると思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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