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講座 泌尿器手術に必要な局所解剖・28
文献概要
外陰部の脈管神経を考える場合に留意しておかなければならないのは,外陰部の占めている部位である.椅子にかけてみれば実感できるが,外陰部は体幹の最下端であり,骨盤ならびに仙骨部の脈管神経の支配下に置かれるのが本すじである.しかし一方で,外陰部は前部で下腹部に続いており,また左右の下肢のつけ根にはさまれている(俗にいう「また」)ので,外陰部には体幹と大腿の移行部の脈管神経の影響が及びやすい.外陰部の脈管神経を考える場合には,常にこの二元性に配慮することが必要である.
女性外陰部の脈管神経も基本的には男性と同じであるので,詳しい総論的事項は本シリーズの該当部分を適宜参照されたい1〜5).
女性外陰部の脈管神経も基本的には男性と同じであるので,詳しい総論的事項は本シリーズの該当部分を適宜参照されたい1〜5).
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