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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻10号

1991年09月発行

文献概要

原著

超音波穿刺プローブを用いた簡易腎瘻造設術

著者: 石田規雄1 還田稔1 江口謙一1 田原達雄1 弦巻理2 須藤美恵2 大野陽子2

所属機関: 1明理会大和病院泌尿器科 2明理会大和病院検査科

ページ範囲:P.763 - P.766

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 我々は特に緊急の治療を必要とする急性腎後性腎不全患者に対し,短期または長期留置を考慮した2段階方式による簡易腎瘻造設術を考案した.超音波穿刺プローブのみを用いるため,腎盂内への挿入確認と操作時の腎実質,腎盂尿管粘膜の損傷に対して配慮したガイドワイヤー,および迅速な挿入,尿の通過性,患者の快適性を重視した留置カテーテルを作製した.この方法による腎瘻術を13症例に施行した結果,顕著な副作用もなく,全例に効果的であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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