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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻11号

1991年10月発行

文献概要

症例

動注療法により切除可能となった腎細胞癌・肝転移

著者: 栗田誠1 中村敏之1 加藤宣雄1 鈴木英雄2 鈴木和浩3 小林幹男3

所属機関: 1館林厚生病院泌尿器科 2館林厚生病院外科 3群馬大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.861 - P.863

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 61歳,男性.腎細胞癌術後の経過規察中,CTにより肝転移の出現を認め入院.CT,超音波検査,血管造影などにて孤立性肝転移を確認.スマンクスリピオドールの肝動脈への塞栓療法を2回施行後,新たな転移巣の出現がないため,肝臓の部分切除術を施行.病理学的には,腫瘍の完全壊死を認め,手術後経過は良好で,術後6ヵ月経った現在,新たな病巣の出現を認めていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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