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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻12号

1991年11月発行

文献概要

症例

集学的治療が奏効した進行性睾丸腫瘍

著者: 高井計弘1 久米春喜1 小島弘敬1 関根広2 古川隆2 武村民子3

所属機関: 1日本赤十字社医療センター泌尿器科 2日本赤十字社医療センター放射線科 3日本赤十字社医療センター病理

ページ範囲:P.967 - P.969

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 46歳,男性.摘出重量5kgの巨大睾丸腫瘍(セミノーマ)と,連続的に一塊となった骨盤内および大動脈周囲の巨大リンパ節転移巣を認めた.全身状態不良のため,放射線治療を先行し睾丸腫瘍摘除を可能とし,さらに全身化学療法を5コース加えた.腫瘍マーカーの正常化後,後腹膜リンパ節摘除を行ったが,病理所見は壊死組織および線維化組織であった.初診後30ヵ月の現在再発を認めていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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