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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻12号

1991年11月発行

症例

回腸パウチによる尿禁制型尿路変更術の4例

著者: 山本秀伸1 飯沼誠一1 山本正2 中薗昌明3

所属機関: 1大田原赤十字病院泌尿器科 2国立栃木病院泌尿器科 3栃木県立がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.973 - P.977

文献概要

 回腸パウチによる尿禁制型尿路変更術(回腸Sパウチ)を,男性膀胱癌患者4症例に施行した.2例は残存尿道と吻合して,自排尿可能な膀胱置換(再建)術とし,2例は輸出脚を作製して,自己導尿式のユリナリー・パウチとした.術後早期成績としては4症例とも,ほぼ満足すべき結果を得た.回腸SパウチはKockパウチと比較して,手術手技が容易であり,尿禁制型尿路変更術の1つとして,推奨される術式である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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